幻想的!フランソワ・ジャルロフのコーヒーカップをご紹介!

幻想的!フランソワ・ジャルロフのコーヒーカップをご紹介!

宇宙を思わせるようななんとも言えない魅力を垣間見せるグラデーションのコーヒーカップたち。フランス出身の陶芸家、フランソワ・ジャルロフ氏(François Jarlov)の作品です。その魅力について深掘りしていきましょう。

フランソワ・ジャルロフとは?

フランソワ・ジャルロフは、フランス出身の陶芸家。日本の天正年間(安土桃山時代)にそのルーツを持つ、伝統的な製法「楽焼」に影響を受けています。この「楽焼」はZenの思想と深く繋がりがあることを自身のウェブサイトで強調しています。(Zen、は日本語の「禅」に由来。落ち着いた、悟りを開いたような精神状態を表す。)ヨーロッパはもちろんのこと、日本や中国などを旅して渡り、そこで得たアジア的なエッセンスを作風に取り入れています。そのため、彼の陶芸品は和洋折衷というか、和風のテーブル上でも、洋風のテーブル上でも、はたまたエスニックなテーブルの上でもその空気感に違和感なく溶け込み、多くのシーンに取り入れることができることが特徴的であると言えます。(参考:http://www.francoisjarlov.com/

作品について

では、日本にいて彼の作品を手に入れることはできるのかという点は気になるところですよね。国内では、以下の代表的な「LAZULI」シリーズをお手頃な価格で手に入れることができます!そのディテールについて見ていきましょう。

「LAZULI」シリーズ

幻想的な青から茶褐色、漆黒へとグラデーションがかかり、まるで大宇宙を思わせるかのようなビジュアルの「LAZULI」シリーズ。また全てハンドメイドのため、いい意味で食器1つ1つの個体差が大きく、ものによって様々な表情を見せるのも味があっていいですね。コーヒーカップの他に、ボウルやカップのソーサーなどもあるようです。ちなみに電子レンジや食洗機の使用も可とのことなので、おしゃれな食器にありがちな利便性の悪さもありません。

誕生のエピソード

日本や中国を訪れてそのエッセンスを学んだあと、彼はベトナム北部の陶芸村を訪れます。その村で得られる質の高い土と釉薬を使ってこのシリーズは製作されています。(釉薬とは、陶磁器の表面を覆っているガラスの層のこと。見た目が2層に分かれている焼き物で、ツルツルな部分と、ガリガリな表面がむき出しになっている部分がありますよね。あのツルツルな加工を施すために用いられるものです。)

管理人も愛用!

ちなみに、管理人はサイズの違うカップを2つ愛用しています。ビジュアル的には小さいサイズのカップがかわいいですね。エスプレッソを飲むのにおすすめです。利便性がよく取り回しがしやすいのは大きな方のカップ。休日のお昼から、コーヒーショップで買ってきた豆を取り出して淹れ、ゆったりとした素敵な時間を演出するのには最高のお供と言えるでしょう。

シーンに合わせた使い方

ここでは、実際に使う際に魅力をより際立たせるために工夫したいワンポイントを紹介します。

どんなお部屋に合うの?

ヨーロッパの雰囲気も、アジアンなテイストも含んでいるこのシリーズ。和風から洋風、エスニックなシーンまで様々なシーンでおしゃれに使うことができる点は非常に魅力的!お店のようなおしゃれさを自宅でも取り入れたい!と思ってもおしゃれなカフェのようにすべての世界観を真っ白な状態から統一するのはかなり労力のいるものです。その点この「LAZULI」シリーズは、多くのジャンルのお部屋に合わせることができると言えるでしょう。

色の合わせ方は?

色は暗めではあるもののグラデーションの変化が大きく、個性はやや強めの食器であるため、他のものを合わせる際はシンプルなものがいいのではないでしょうか?カップやボウルに合わせるスプーンやフォークはゴールドやピンクゴールドのものがおすすめ。はたまた木製のものをあわせるとより自然な空間を演出できます。木はダークブラウン調の暗めのものをあわせるのがおすすめです。また、テーブルクロスやカップのソーサーを選ぶ際は、黒や白など、コントラストで魅力を最大限に引き出せるものがよいでしょう。

どこで買えるの?

ネットショッピングを利用するなら楽天市場、置いてある店舗へ足を運んで実際に見てみたい方はこちらで取り扱いがあるようです。(実際に店舗においてあるかは時と状況によると思うので、確実に置いてあるという保証はいたしかねます。)上記で触れたように、1つ1つ手作りのため個体差は激しいようです。レビュー等を見てみると「思っていたものと違った!」という書き込みをしている人がちらほらという感じなので、もし不安な方は実際に足を運んで目で見て確かめるのがいいかもしれませんね。個体差も味なので、自分と巡り合わせのあったものを愛用してあげるのがいいのでは、というのが思うところではあるのですが…ショップも都市部にいくつかという感じなので、管理人はネットで入手してしまうのをおすすめしています。

魅力に溢れたフランソワ・ジャルロフのコーヒーカップ、ぜひ手にとってみてくださいね。そしてあわよくばあなたのコレクションの1つとして愛用してあげてください!

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